問い:英語で「いただきます」は?

さあ、素敵なディナーにご招待!

ここは、日本よりもはるか遠く離れたネバーランド。
今宵、あなたはピーターパンから
ディナーに招待されました。

ローストビーフにシェパーズパイ、
サンドイッチにスコーン、そしていい香りの紅茶。

おいしそうなごちそうが、
テーブルいっぱいに並べてあります。

さっそくあなたが席に着くと、
ピーターパンが言いました。

「さあ、召し上がれ!」

…さて、あなたは「いただきます!」と
英語で言えますか?

答え:明確な表現はありません。

「いただきます」と「ごちそうさま」は、日本の神道の教えに由来する言葉。かつて食べ物は神様から与えられたものと考えられていました。今は食材や食事を作ってくれた人への感謝の気持ちを表現する言葉として使われるように。このように、言葉は長い年月のなかで変化しています。そのため、意味や使い方は時代や地域によってさまざま。英語も日本語と同じように方言があったり、世代によって違いがあったりします。

たとえば、こんなことも…

ポテトチップスじゃなくて、フライドポテトが出てきた!

たとえば、こんなことも…

英語にだって若者言葉があるんです!

たとえば、こんなことも…

スマホを忘れた。OMG!
解説をチェック

e.g.1

イギリスで“chips”と言えば、厚切りのフライドポテト。アメリカで“chips”と言えば、サクサクのポテトチップスのことを指します。イギリスでポテトチップスが欲しい場合は、”crisps”、アメリカでフライドポテトがほしい場合は”french fries”と言いましょう。イギリスとアメリカの食文化の違いによって同じ言葉でも意味が変わっていきます。

e.g.2

「やばい!遅刻する!」「この新作ゲーム、やばい!」「このケーキ、めっちゃやばい!」
びっくりしたときや感動したときに、あなたもこの言葉を一度は言ったり聞いたりしたことがあるのでは?若い世代になじみ深い「やばい」という言葉、実は英語にもちゃんとあります。

“That’s sick!”
(やばい!)
“This party is lit!”
(やばいパーティーだ!)
“That new movie is fire!”
(この映画、やばい!)

Sickは日本語で「すごい」や「かっこいい」。litは「最高」や「すごく楽しい」。fireは「かっこいい」や「最高」という意味。英語は日本語のように一語で「やばい」を表す単語はないため、文脈に合わせて単語を使い分けます。英語の若者言葉も時代や流行によって常に変化しています。

e.g.3

OMG、LOL、BTW、FYI、TTYL、Dunno、Sup。これらの省略語は、メールやSNSなどテキストでのコミュニケーションでよく使われます。カジュアルな表現であるため、親しい友人や家族との間で使われることがほとんど。あなたはいくつわかりますか?

OMG:oh my god
(なんてこった!)
LOL:laugh out loud
(大声で笑う)
BTW:by the way
(ところで)
FYI:for your information
(ご参考までに)
TTYL:talk to you later
(後で話しましょう)
Dunno:I don’t know
(わからない)
Sup:What’s up?
(どうしたの?)

フック船長からの挑戦状

イギリス英語はどっちだ!?
正しいと思う答えをクリックタップしよう。

俺の故郷はイギリス ロンドン。俺の故郷の言葉で、ちゃんと会話しな!

“9時45分”

nine forty-five

×

アメリカ英語

最も簡単!
時間と分を分けるだけ!

quarter to ten

イギリス英語

10時まで15分…
日本人にはちょっと難しい?

“テイクアウト”

to go

×

アメリカ英語

最も一般的な表現。
take outでも伝わります。

takeaway

イギリス英語

「店内で」の場合は「eat in」

多用されています。

“風呂に入る”

have a bath

イギリス英語

イギリスでは
haveが好んで使われます!

take a bath

×

アメリカ英語

アメリカで
よく使われる表現です!

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